まずは、評価の項目を縦軸にし、横軸を調整項目のどれかにします。グラフ作成の基本として、横軸に原因となる項目、縦軸に結果を持ってくるの原則です。凡例はフェーズを選んで下さい。
調整要素Aを横軸にしたときのグラフ。
調整要素Bを横軸にしたときのグラフ。
調整要素Cを横軸にしたときのグラフ。
ざっと眺めてみると、調整要素Aと評価の間に明らかな相関がみられます。相関関係があるというのは、散布図のデーターが、一本の線の様に分布していることをいいます。これはy=f(x)の関係が成り立っていることを示唆しています。多少のバラツキは、他の要素の影響か誤差と考えられます。もちろん、軸の表示範囲によっては、下二つのグラフも一本の線の様に見えることになります。縦軸を10倍の範囲で表示させれば、一本の横線のように見えるでしょう。しかし、横線はy=f(x)の関係ではなく、y=aを示しているだけです。xとの関係(相関)は伺えません。幸いこのグラフマニアでは、軸のスケールは自動で調整されますので、気にする必要はありません。
一番上のグラフは、胡散臭いくらいの相関具合ですが、とりあえず調整要素Aが評価に対し大きな影響を持っているようです。調整要素Bとは相関がみられず、調整要素Cとはマイナスの相関があるように見えますが、どうでしょう。
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